近くに学校がないという山村でも、子どもたちはたくさん暮らしています。
家から学校までのかなりの距離を毎日歩いて通学することはできません。
一人でも多くの子どもたちが学校に通い、教育を受けることができるように、当財団では学生寮の運営を行っております。
教育の機会の支援に加え、自主性を養うために寮内外での活動を行っています。
例えば、稲作、野菜の栽培、家畜の飼育等の活動を通して、自給自足やリーダーシップ、社会の中でたくさんの人々と協力して生きていくことを学びます。
また、寮生は移動図書館での人形劇の上演や絵本の読み聞かせといったボランティア活動、芸術文化活動に参加しています。
「シャンティ学生寮」は、1997年パヤオ県ポン郡に設立され、現在も当財団が運営しています。
シャンティ学生寮では、貧困などの規定を満たす少数民族の中高生年間50人ほどが、奨学金の支援等を受けて共同生活をしています。
以前、当財団では下記2ヶ所の学生寮を運営していましたが、地域の教育環境が向上し事業を終了しました。
1. ルーイ県 インコーン学生寮
2. スリン県 バーンサワイ学生寮